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【感想】尾原和啓『どこでも誰とでも働ける』|会社に依存せず「自分の看板」で生きるための仕事術

この記事は約7分で読めます。

「会社に依存しないで生きていくにはどうするか?」

終身雇用が崩壊した今、誰もが抱くこの問いへの解決策を求めて読んでみました。
今回ご紹介するのは、Google、マッキンゼー、楽天など、職を転々としながら成果を出し続けてきた尾原和啓さんの著書、『どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール』です。

読んでみて、心に刺さった箇所がなんと11箇所もありました。
「人間関係」「情報収集」「行動力」の3つの視点で、注目の文章を引用とともに紹介します。


1. 人間関係の壁を壊す「ギブ&オープン」

これからの時代に必要なのは、変化に適応する柔軟性です。

ずっと学び、ずっと働きながら、自分の趣味を全うする、しかも変化する時代の中で、つねに自分も変化し続けることが求められるようになりました

↑自分の趣味を全うする。これからは、自分の生き方を貫く強さが求められているということでしょうか。

そして、新しい環境で働く際の心構えについても。

もしあなたが新しい職場に馴染みにくいと感じるとしたら、それは自分で勝手に「壁」をつくっているだけではないでしょうか。その「壁」を壊すのは簡単です。 ひたすら相手のためになることをギブし続けること。 これさえできれば、本当に「どこでも誰とでも」働けます

↑私自身、勝手に壁を作っていたのかぁと思うときもありました。「giveする」。これは難しいことではなく、「私はこういう人なんだよ」と自分をopenにすることから始まるのですね。

さらに、自分をオープンにすることには、ブランディングの効果もあります。

自分のもつ知識をオープンにすると、「旗を立てる」という効果もあります。 要するに、最初にそれを言った人というふうに、まわりの人が認知してくれる。最初に言ったということ自体がブランドだし、旗を立てたところには、それに関心がある人たちや情報がどんどん集まってきます

↑最初に発言したもの勝ち! 声の大きい人が出世しやすいという話を聞いたことがありますが、ネット社会では「情報を出した人」に情報が集まるということですね。

2. Googleを使い倒す「情報収集」の技術

本書には、元Google社員ならではの実践的な検索テクニックも紹介されています。

わからないことはまずググる。これがすべての基本です。そうして調べたものは、積極的にオープンにする。この順番を間違えてはいけません

↑ググるは基本。そして、調べたことをgiveする。インプットとアウトプットはセットです。

ここからは具体的なツールの紹介です。

検索キーワードを探す基本動作はグーグル検索ですが、新着コンテンツを中心に見て回るときは、グーグルアラート(https://www.google.co.jp/alerts) が便利です。

↑なるほど。これは知らなかったです。自動で情報が届く仕組みを作るわけですね。

自分が関心をもつキーワードが、いつ・どこで・どれくらい検索されているかは、 グーグルトレンド(https://trends.google.co.jp/trends/) で調べることができます。検索回数の多さは、ニーズの強さを意味します。

↑大まかなトレンド情報が分かります。これも活用しだいですね。

アカデミックな論文を対象にした グーグルスカラー(https://scholar.google.co.jp/) もよく使います。

↑これも知らなかったです。信頼性の高い情報を集めるのに参考になります。

3. 計画より行動!「DCPA」と「覚悟」

ネット時代の仕事の進め方として、PDCAではなく「DCPA」が提唱されています。

ネット時代にふさわしいのは、とにかくどんどん実行してみて、あとから軌道修正をはかるDCPAです。 より正確には、DC→DC→DC→DC→……とドゥとチェックを短期間で何度も繰り返して、とにかく答えを見つけること。求められているのは、できる限り速く(あるいは限られた期間内に) 結果を出すことだからです。

↑計画(Plan)に時間をかけるより、まずは行動(Do)。失敗してもすぐに修正すればいいのです。

しかし、なぜ行動できないのか?

思いついたら即行動、ができないのは、たいてい不安になって自分の中で対話を始めてしまうからです。

↑うわぁ、これは耳が痛い……。私も自分の中で対話しまくりです。不安になる暇があったら動けということですね。

そして、自由な働き方をするからこそ、自分への厳しさが必要です。

人間は放っておくとラクなほうに流れてしまう生き物です。自分で自分にルールを課して自ら厳しく律しておかないと、すぐに手を抜いてしまい、アウトプットの質を保てなくなる。だからこそ、自分で自分を縛るルールをつくる。それが結果として自分を救うことになるし、それによって仲間からも認められるのです

↑この本で、一番心に刺さりました。自由=楽ではないのです。

まとめ:「辞める覚悟」が自分を強くする

最後に、会社員としてどうあるべきかという究極の結論です。

会社にしがみついている人には、本気で会社を変えることはできません。 いまの職場を変えられるのは、「辞める覚悟」をもって「辞めずに取り組む」人

↑捨て身の行動。それぐらいの覚悟が必要だということですね。
「いつ辞めても大丈夫」という実力(自分の看板)があるからこそ、会社に対しても本気で意見ができる。

会社に依存せず、どこでも働けるようになりたい方。
ぜひ本書を読んで、プロフェッショナルの思考法をインストールしてみてください。

▼今回紹介した本はコチラ

どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール
尾原 和啓 著

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