ネット界隈で「伝説のWebライター」として知られるヨッピーさんをご存知でしょうか?
身体を張ったおふざけ記事で有名ですが、実はその文章術や仕事論には、現代を生き抜くための鋭い視点が隠されています。
今回ご紹介するのは、そんなヨッピーさんの著書『明日クビになっても大丈夫!』です。
タイトルからしてインパクト抜群ですが、内容は決して無責任な「会社辞めちゃえ論」ではありません。
「会社という看板がなくなったとき、自分には何が残るのか?」
そんなシビアな問いかけを、ヨッピーさんならではのユーモアで包み込んだ、笑って泣けるキャリア論です。
- 明日にでもクビになりそうな人
- 今の仕事に行き詰まっている人
- 副業や個人の活動に興味がある人
落ち込んでしまうその前に、ぜひこの本を読んでみてください。「こんな生き方もありなんだ!」と、肩の荷が下りるはずです。
スラスラ読めて、核心を突く
ビジネス書や自己啓発本は「勉強のために読む」という感覚になりがちですが、この本は違います。
文章が面白すぎて、まるで極上のエンタメ記事を読んでいるかのようにページが進みます。
正直に言うと、スラスラ読めてしまうので、ハイライト(重要箇所のマーカー)を付け忘れてしまったほどです。
しかし、その中でも唯一、手が止まり、深く考えさせられた一文があります。
「やりたい事」と「なりたいもの」は明確に違う。
【感想】職業名に縛られていませんか?
この一言、シンプルですが非常に深いです。
多くの人は「将来の夢」や「目標」を考えるとき、「〇〇になりたい(職業名)」と考えがちです。
しかし、著者は「やりたいこと(動詞)」と「なりたいもの(名詞)」を混同してはいけないと説きます。
例えば、「宇宙飛行士になりたい」と思ったとします。
でも、本当にやりたいことは「宇宙に行くこと」かもしれないし、「科学の発展に貢献すること」かもしれないし、単に「有名になりたい」だけかもしれません。
もし「宇宙に行きたい」だけなら、宇宙飛行士にならなくても、お金持ちになって宇宙旅行に行くという手段もあります。
逆に「なりたいもの(職業)」に固執してしまうと、その職業になれなかった時点で挫折してしまいます。
「やりたい と なりたい というよりは、やりたい事 と なれるもの は違う」のです。
この違いを理解しておくだけで、キャリアの選択肢や人生の自由度は大きく広がるのではないでしょうか。
まとめ:不安な夜に効く「精神安定剤」
本書には、具体的な文章術や副業のヒントも書かれていますが、一番の魅力は「明日クビになっても、なんとかなる」と思わせてくれるマインドセットです。
会社にしがみつかなくても、自分の足で立って、ふざけながら楽しく生きている大人がここにいる。
その事実だけで、なんだか勇気が湧いてきませんか?
真面目に悩みすぎて疲れてしまった方。まずはこの本を読んで、一度大笑いしてみてください。読後にはきっと、「ま、なんとかなるか」と前を向けるようになっているはずです。
▼今回紹介した本はコチラ
明日クビになっても大丈夫! (幻冬舎単行本)
ヨッピー 著

